灯り織り

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あとがき 正直読まなくてもいいです笑 小説を執筆、又は読んでいる時によく思う事があるのですが、それは『全知、つまりこの世の事を全て知り尽くす人物が小説を書くとどんな作品が出来上がるんだろう』です。まぁ単純な思いつきなんであまり聞かなくてもいいです笑。どういう事かと言いますと、本を書くということはその世界を書く、と僕は思っています。これまたどういう事かと申しますと、例えば小説を書くとします。魔法ものやヒーローものに出てくるような魔法使い、超人は登場しません。ただ、現実に起こること、ジャンルで言えば推理やサスペンス、日常系です。このような作品を書く際に、一つの例としては『その世界観(自分達の居る現実世界)で起こりうる事象、起こらない事象』を知っておかないとその時の場面、作品は違和感を孕むものとなります。わかりやすく言うと、例えば登場人物が硝子のコップを落としたとします。わざとでもうっかりでも構いません。ただ落としました。するとそのコップは床に着地すると同時に割れてしまいます(気をつけよう!)。しかしこれが、極端な話になりますが「そのコップはそのまま、床に突き刺さった。」や「そのコップは床にバウンドし、足元に転がった」となりますとかなり違和感が生まれます。むしろ矛盾です。(推理系は尚更)このように、今回の例は物理法則ですが、『その世界観で起こりうる事象、起こらない事象』を知っておかないとこうなります。最近人気な異世界ものでも同じです。しかし、このジャンルの世界線は作者の方が自ら想像した仮想世界なので、起こりうる事象は作者本人が自由に決められます。なので別にレーザーや魔法、はたまた魔王化したスライムが登場しても違和感はありません。一方、前述した推理もので突然、探偵がレーザーなんかを打てば意味がわからないでしょう。 よって、僕は『全知、つまりこの世の事を全て知り尽くす人物が小説を書くとどんな作品が出来上がるんだろう』と思うわけですわ。推理小説を書く場合、誰も知らないような知識で犯行方法や、推理方法をすればかなり面白いと思われます。異世界ものでも、現実での物理やら化学などの知識を応用出来ると思います。他にも、言語や語彙を全て知っているのならば尚更です。 もし、そんな本があれば読んでみたいです。(全知とは言わなくても、近しいものならめっちゃ読みたい) 挨拶が遅れました。初めまして、作者です。 この作品は僕の初の作品となります。何ともしがないこの素人小説をここまで読んでいただき、誠に感謝の念でいっぱいです。むしろ手に取って(ここの場合クリック?)頂いただけで十分嬉しく思います。 本作品を書いた動機は友人などと色々ありますがそれはいいとして、この作品は最初、読み切りとして執筆しました。(僕のいらん趣味が沢山入っています)そして執筆するにあたり、小説家や本を書くことの大変さを痛感しました。なかなかに難しく、1週間は費やしたことです。けれどそれと同じほどに、楽しく思いました。 今巻は終了しましたが、この後も少しづつ続いて行きます。しかし、もう一度言いますと本作品は読み切り用に執筆しましたので、今後の目処は立っていません。多分次作の投稿もかなり先送りになるかも。内容もかなり暗いストーリーですが、以下の諸々を承知の上でもし御容赦頂けるのならば、よろしくお願いします。皆様自体が僕の励みとなります。ではまた逢う日まで、さようなら〜。
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