1幕

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ぎーこがーこ ぎーこがーこ 私からはそんな音がする。関節を繋いでいる木が動く音。 そしてここには音楽が鳴り響いている。色々な楽器で楽しそうにしている。 糸で体を持ち上げられる。痛いと思っても手加減はしてくれない。そのおかげで私の体は傷だらけ。 『人間に生まれたかった。』 そう思ってやまないのだった。
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