ホーリーナイト

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「まあ、そんな感じなんです」 最終的に顔を赤く染め上げ話を終わらせると、花田さんはニコニコしながら「いいわねぇ」と呟く。 「花田さんは今日はどうするんですか?」 「前に言ってた通り、大学時代の友人達と集まって家でパーティー、な感じね」 「いいですね。サンタさんのコスプレするんですか?」 「ええ、まあね。家に帰ったら着替えて、友達の所に行くつもり」 「えっ、サンタの格好で移動するんですか?」 「車だから誰も見ないわよ」 み、見ますよ絶対! こんな美人で胸の大きい最高の女がサンタさんの格好して運転してたら、みんな見ちゃいますよ! という気持ちを内心叫びつつ、「あぁ~、じゃあ大丈夫ですね」と笑っていた。
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