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ネットで検索してもどんなところか出てこなかったので、全く予備知識なく向かったら、なんと占い師がそこにいて、ここで３ヶ月助手をしろという。
どういう意図があるのかさっぱり理解できなかった。
「なんで「伊吹相談室」という名前なんですか？ 占い師だったら「鑑定ルーム」とか言いませんか？」
「相談室にしろと言ったのは、三神ちゃんなのよ」
「三神ちゃんって。うちの社長をちゃん付けですかッ!?」
「そう。三神ちゃんはもう長いこと私のお客さんなのよ。この相談室を作ったのも、彼のアイデアなの」
「そうだったんですか!?」
衝撃が走った。
つまりうちの社長は大の占い好きだということか……。
今をときめくIT長者の彼が、占いという非科学的なものにハマるとは！
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