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ひよこさんの口から出た「白目仲間」。
説明してくれたのに、僕はまだぼんやりとしか思い出せない。だけど、何故か胸がポカポカした。
「ひよこさん、まだあんまり思い出せないけど、僕とキミは友達ってことでいい?」
「違うよ、白目仲間だ。
それより、まだ眠いだろ。オレも寝るから、お前も寝てろよ」
そのすぐに「くぅぅーー」と独特なアクビをしながら、ひよこさんは眠った。僕はひよこさんの分かりにくい優しさに触れて、自然と笑顔になった。
「ありがとう、ひよこさん。おやすみなさい」
そうして二人は仲良く寝て、次の日に風邪を引きました。
<おしまい>
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