狼歩だから Ⅷ

11月 4日（金）「もふもふの催促がたまらん」

ところでっ！

夏の初めくらいまで行っていた、義理叔父の家の片付け。

ゴミ屋敷ですな。

彼岸が過ぎたらまた再開すると言っていたでしょ？

あれはどうなったんだと言いますとね。

わはは。

現父とケンカをしまして。

もう売り言葉に買い言葉。

詳しくは書きませんがね。

「やりたくないならやってもらわなくてもいいよ」

「はあ？　お父さんが大変だと思うから手伝っているんじゃないか」

「だから、そんな気持ちだったら、やってもらわなくていいから」

現父には「悪いね。手伝ってもらって助かるよ。ありがとう」という気持ちが全然ないんですよね。

狼歩が手伝って当然だと思っているみたい。

それなのに、うちの庭掃除は「なぜやらなくちゃならない？」と言うのですよ。

狼歩も「お母さんばかりにやらせないでお父さんもやったら？　僕だって義理叔父の家の片付けを手伝っているんだから」が出ちゃったのですよね。

それで「やりたくないのならやらなくていい」になったのですよ。

だれだって、ゴミ屋敷の片付けなんて、やりたくねーよ。

以来、現父は一人で片付けに行っています。

「手伝ってください」と言ったら、手伝わないでもないがな。