12月 3日(土)「首里の病気について」

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さて。今回初めて書きますが。 実は首里は、脾臓(ひぞう)に腫瘍を持っています。 皆さんご存知のように、脾臓の役割は、血液のろ過や貯蔵、造血、免疫機能などです。 犬にとっては、脾臓の腫瘍は結構ある病気らしいのです。   見つけたのは7歳頃ですかね。腹部が膨らんでいるのでCTスキャンで診たら腫瘍が見つかりました。 幸い良性だと言われましたが、脾臓の腫瘍は、良性悪性にかかわらず、出血を起こす可能性があるそうです。 腹腔内出血を起こした場合、急激に血圧が低下しショック状態に陥り、亡くなる確率が高いそうです。 これを恐れて脾臓の摘出を勧める獣医院もありますが、その場合の余命は長くても3年と言われています。 そりゃあショックでしたよ。 突然死か余命3年か。 でも、こんなに元気なんだもの。首里は強い子だから大丈夫。そう信じて、温存を取りました。 それから、定期的に検診を受けています。 いえ! 心配しないでください! なんと、奇跡が起こりました。 「あれ? 腫瘍が無くなっている。ほら」 先生が、エコーの画面を見ながら言いました。 え? ちょっと、先生! 1ヶ月前には「変わりないね」って言ってたでしょ! 毎回エコーの写真をもらってきているのですが、それと比べると、確かに腫瘍らしい影が消えています。 「もう少し広い範囲でお願いします」 「どこにもないね。こりゃあおったまげた」   なんていうこと? 75a5a0ee-3c28-4a3d-bed2-b76cf493b770 522ed6b5-9112-46a6-b376-51ddb09e0cee うちはみんな自分で治す!
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