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さて。今回初めて書きますが。
実は首里は、脾臓に腫瘍を持っています。
皆さんご存知のように、脾臓の役割は、血液のろ過や貯蔵、造血、免疫機能などです。
犬にとっては、脾臓の腫瘍は結構ある病気らしいのです。
見つけたのは7歳頃ですかね。腹部が膨らんでいるのでCTスキャンで診たら腫瘍が見つかりました。
幸い良性だと言われましたが、脾臓の腫瘍は、良性悪性にかかわらず、出血を起こす可能性があるそうです。
腹腔内出血を起こした場合、急激に血圧が低下しショック状態に陥り、亡くなる確率が高いそうです。
これを恐れて脾臓の摘出を勧める獣医院もありますが、その場合の余命は長くても3年と言われています。
そりゃあショックでしたよ。
突然死か余命3年か。
でも、こんなに元気なんだもの。首里は強い子だから大丈夫。そう信じて、温存を取りました。
それから、定期的に検診を受けています。
いえ!
心配しないでください!
なんと、奇跡が起こりました。
「あれ? 腫瘍が無くなっている。ほら」
先生が、エコーの画面を見ながら言いました。
え? ちょっと、先生! 1ヶ月前には「変わりないね」って言ってたでしょ!
毎回エコーの写真をもらってきているのですが、それと比べると、確かに腫瘍らしい影が消えています。
「もう少し広い範囲でお願いします」
「どこにもないね。こりゃあおったまげた」
なんていうこと?
うちはみんな自分で治す!
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