狼歩だから Ⅷ

12月 14日（水）「どっちでも良いけれど」

今日の勤務は、やはりどこか調子が悪いのでしょうかね。

まあイラついてたまりませんでしたわ。

だってね。明日納入品が届くのですが、前日に配送時間を知らせる電話があるのですよ。

おばちゃんにこういう電話があるから聞いといてね、と事前に言っておきました。

おばちゃん「狼歩くーん。◯◯から電話です」

狼歩「聞いといてください」

おばちゃん「もしもーし。何ですか？」

電話『……』（聞こえない）

おばちゃん「狼歩くーん、今から持ってくるって」

狼歩「えっ、明日じゃなくて？」

おばちゃん「もしもーし、明日じゃないんですか？」

電話『……』（聞こえない）

おばちゃん「明日ですって」

狼歩「何時になるか聞いといてください」

おばちゃん「もしもーし。明日何時ですか？」

電話『……』（聞こえない）

おばちゃん「狼歩くーん。明日の5時から7時ですって」

狼歩「わかりました」

もう、イラつくでしょ？　こんなこと、小学生でもできるわい。

挙句に「狼歩くんが出てくれればいいのに」とおばちゃん、言うんですよ。

だからー。仕事に集中したいんだ！

もう、わじわじするわあ。

首里は、うとうと。

まあそんな時もあるさ。