第2章"おしゃべりカラス"

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ラヴェル レヴァンダ・コルウス (カラス姿) 「…」 あ、頷いた! あたし 城谷 由奈 (しろたにゆな) 「や、やっぱり… ということは、あなた獣人族なのね。」 ラヴェルは見上げてきて… また、小さく頷く。 ラヴェル レヴァンダ・コルウス (カラス姿) 「ソウ、チョウジンゾクダ…」 混乱している、あたしは 逆に落ち着いてしまって… ラヴェルを見つめた。 あたし 城谷 由奈 (しろたにゆな) 「鳥人族…そうね、そっちの ほうがしっくりくる…」 鳥人族か、良いなあ~ 彼はいろんな所を見てきてるんだろうなあ… ラヴェル レヴァンダ・コルウス (カラス姿) 「オシャベリナカラスッテ… ヤッパリキモチワルイカ?」 あたしは首を左右にふる。 あたし 城谷 由奈 (しろたにゆな) 「そんなことないわよ そこまで、お喋りできるのは 自慢できることなんだから! ねえ、あなたの棲む山はどんな感じとか… 何を見てきたのかとか いろいろ教えてくれない?」 あたしは、カラスさんに微笑みかけた。 ラヴェル レヴァンダ・コルウス (カラス姿) 「オ、オウ!」 カラスさんは嬉しそうな、雰囲気を出してて あたしまで嬉しくなってくる…♪ あたし 城谷 由奈 (しろたにゆな) 「じゃあ、まず最初はやっぱり… あなたが棲む山の事、聞いてみたいかも。」 カラスさんは頷いた。
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