第2章

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「まだ二階堂博士から聞いて無いだろうけど、未来号は亜光速航法が可能なんだ」  「亜光速って、不可能とされていた、あの……」  「あぁ、地球時間の約7倍で未来号の時間が経過するんだ。もう、それしか八千代を助ける手だては無いと思ったんだ。だから……」  「だから? だから何だよ!」  「……だから、出発の一日前に未来号を奪う計画を秘かに立ててたんだ」
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