第3章

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 「ただいま! ふぅ、やっぱり我が家が一番ね」  家に帰って来た八千代はソファーに座り肩を撫で下ろした。  「お疲れ様。はい、冷たい物でもどうだい」  「ありがとう、浩ちゃん」  「八千代、早速だけど明後日、宇宙旅行に行こうか?」  「……明後日? また急ね」  「あぁ、未来号の処女航海が明後日なんだ。退院祝いも兼ねて特別にね。それと花澤も一緒だし」  「花澤君が一緒。知らない人でも無いし、行こうかな」  「よし決まり!」
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