第3章

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出発当日……。  最終チェック前に八千代と未来号に乗り込んだ。  「八千代、未来号が発射する時に堪えられない程のGがかかるんだ、だから少しだけ此所で休んでてくれ」 「浩ちゃん博士、了解です!」  浩介は八千代を冬眠カプセルに寝かせると一旦そこを離れた。  そして浩介がロッカールームで準備をしていると、花澤が入って来た。  花澤は小さな声で浩介に話し掛ける  「浩介、首尾はどうだ!」  「あぁ、抜かりは無いよ。八千代は冬眠カプセルに寝かせている」 花澤は浩介に親指を立てて一言。  「ラジャー!!」
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