第3章

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すると……。  危険を知らせる赤色のランプが点滅。そして地球の宇宙研究所から確認の連絡が入った。  『未来号! 未来号! どうしましたか?』  「こちら未来号! 非常事態発生! 脱出します!」  そして花澤は、微笑みながら月に向かって発進させた。  「浩ちゃん、どうなってんの?」  「これは訓練だよ、処女航海の宇宙船は必ずこうやってチェックするんだ」  「ふぅ~ん、そうなんだ……」
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