第4章

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第4章

あれから地球では十年の月日が流れていた……。  (あれから十年かぁ、浩介達は大丈夫だろうか……?)  花澤は飲み屋からの帰り道、星空を見上げた。  その頃、未来号では……。  「八千代、もう直ぐ地球だよ」  浩介は冬眠カプセルで眠る八千代に話し掛けた。  日に日に衰弱していく八千代を見る度に浩介は、これで良かったのだろうかと思ってしまうのだった。
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