第1章

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博士は宇宙船のボディを叩きながら満足げに話す。  「この未来号は凄いぞ! まだ発表していないが、そのスピードは亜光速に達するものだ」  「何ですって!?」  「この未来号で10年も旅をすれば、地球では70年経っているわけだ、その時存在しなかった物でも、帰って来たら開発されているかもしれんな」  (あっ、これだ! これしかない)  浩介は、この未来号を使えば八千代を助ける事が出来るかも知れないと思った。
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