第2章

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第2章

出発3日前―――  浩介の携帯電話が鳴った。  「もしもし……」  「よぉ! 花澤だ。今、近くで一杯やってるところだ。浩介も出て来いよ。未来号の話しもあるし」  「あぁ、そうだな。直ぐ行くよ」  飲み屋に着いた浩介は、カウンターに座る花澤に声をかけた。  「よぉ! 花澤」  「今、未来号の事を考えてたとこだ。3日後が楽しみでな。浩介もそうだろ」  「あ、あぁ……」
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