今、何処に居ますか?

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「もう、今日か明日ではないだろうか。」 直感的に私は思った。 その予感は的中したのだ。 職場の人達に父が亡くなったことを伝え、会社を早退し、実家に帰るべく、電車に乗った。 ほどなくして、実家の駅に到着した。 駅前に数台止まっていたタクシーに乗り込んだ。 すると… タクシーの天井から、蜘蛛の糸のようなものが、束になって、身体に触ってきた。 何だこれ… 不思議に思った。
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