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満月が重なる時
ちゅ…ちゅぱ…じゅる…
「伊織…」
「はぁ…龍弥さん…キス…好き…ぎゅってして?」
「伊織…好きだ、このまま伊織を抱きたい…でも君を…傷つけたくないんだ…」
「ね、龍弥さん…俺も龍弥さんに抱いて欲しい。頭で考えないで、僕を感じて?」
伊織は胡座をかく龍弥に跨ってかわいくキスをする。
「龍弥さん…僕も勉強したんです。あなたと繋がりたくて、ずっと…その…」
大胆に脚を拡げて龍弥に跨ってるくせに、顔を赤らめて両手で顔を覆っている。
「伊織?」
「自分で…拡げて…その…自分の…指で…」
「は?伊織…自分で?」
真っ赤な顔でこくんと頷く。龍弥は堪らなくなり伊織を抱きしめ唇を奪い深く甘いキスをする。
「はぁはぁ…龍弥さん…好き。早く僕を抱いて?」
「伊織…一緒にシャワー浴びよう」
「はい…僕が先に入ってるので、後から来てください」
お互いに、裸を晒すのさえ初めてだ。
シャワーの音だけが部屋に響く。
「伊織、入るぞ…」
カラリ
「伊織…」
龍弥は湯気を纏う伊織の身体に目が釘付けになる。水滴を弾く弾力ある白肌、ほっそり括れた腰。すっと伸びたしなやかな長い手足。
「龍弥さん…あまり見ないで下さいね」
「ああ…すまない。あまりの美しさに見惚れていたよ」
「龍弥さんこそ…」
逞しく、綺麗な筋肉。太い首に厚みのある胸板、筋の入った腹筋。筋肉が見えるような長い手足。
それに…あそこも大きい…
お互いの喉がゴクリと鳴った。
「伊織おいで、洗ってあげるから」
「じゃあ、龍弥さんは僕が洗います」
二人でソープを泡立て、お互いの身体を撫でる。
「龍弥さん…筋肉すごい、硬い」
「伊織は柔らかいな、すべすべで気持ちいい」
「あんっ、乳首…くすぐったい」
「伊織…俺のココ、洗ってくれるか?」
龍弥は伊織の手を取り、自分の破裂しそうなソレを握らせる。
「は…龍弥さん…すごい…硬くて大きい…」
「伊織が色っぽすぎるから悪い」
「良かった…僕の身体を見て、萎えたらどうしようって…」
「萎えるどころか、ますます大きくなった。伊織に辛い思いをさせそうだ」
「大丈夫…龍弥さんなら、僕を大事に抱いてくれますよね?」
「うー、善処する。ああ…伊織…君のも一緒に…」
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