満月が重なる時

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龍弥は2本の熱を握り込み扱く。 「あっ、はん、龍弥さん…僕…もうダメ…」 「うん、伊織…一緒にイこう」 「あっあっ…龍弥さん…イくっ」 「は…あっ、伊織…」 「伊織…背中向けて、壁に手をついてごらん?」 「はい…」 龍弥はソープを纏った指で伊織の孔の入り口をクルクルなぞる。 その指に合わせるように、伊織の腰が揺らめく。 「は…龍弥さん…や…」 「伊織…ココすごい柔らかい」 「ん…だって、龍弥さんの為ですよ…」 「伊織…ありがとう、指…挿れても?」 「はい…優しく…多分奥まで入ります…うぁっ!龍弥さんの指…太いから感じます」 「伊織のナカ、すごい…フワフワなのに締め付けが…辛くはないか?」 「んはぁ…龍弥さん…気持ちいい…もっと奥まで…僕のナカ…可愛がってください」 「あんまりかわいく、煽るな。優しくしたいのに」 「ふ…もうちょっと奥の粒…わかりますか?そこを優しくこちょこちょして…あんっ!そう、そこ…あああん!」 「うっ、指がちぎられそうだ。指増やすぞ」 「ん…はぁはぁ…あんまりこちょこちょすると、イっちゃいます」 龍弥の指が止まる。 「ヤダ…龍弥さん…なんで?」 「なぁ、伊織…勉強したって言ってたけどどうやって?」 「ん?ああ…実は職場の同期にゲイがいるんです」 「なんて言ったんだ?」 「普通に…男性の恋人ができたって言いましたよ?」 「そいつに、教えてもらったのか?」 「龍弥さん…何か怒ってます?」 「そいつに、触らせたのか?」 「へ?まさか…妬いてるんですか?龍弥さん…かわいい…」 「違うのか?」 「僕が、あなた以外に触らせると思いますか?彼は、その…ネコって言うらしいんですけど、僕と一緒で受け入れる方ですよ?」 「そうか…ホッとしたよ」 「じゃあ、続きしてください」 「伊織は可愛い顔して、エロくてずるいな」 「こんな僕は、イヤですか?あなただけに…ですよ?」 「イヤな訳ない、大歓迎だ」 「うぁ!龍弥さん…そのまま…イかせて…ああああああ!」
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