これが...マナの...

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これが...マナの...

ルーイ「ここですわ」 精霊抜きだと絶対辿り着けない領域 マナ絶対聖域...マナの大樹...案外近い 森の入り口のすぐ脇道の所だろうか... 凄く近かった...まぁ精霊抜きの場合は素通りレベルである。 ルーイ「じゃ、行くよー」 ルーイがそういうととある境界線を通り過ぎると森の入り口とまた別世界が広がる。 スナージが探していた人達は他の精霊や精獣に吊し上げの刑になっていた... スナージ「!?」 男性「助けてくれー」 女性A「許してー」 女性B「もうしないから〜」 女性C「死にたくない〜」 スナージは顔を上げて口が開いていく すると三人の女性の一人がスナージに気が付いた。 女性B「そこの人?助けて!」 彼女が助けを求めたと同時に吊るされている奴らはスナージに気付くと同時に大樹の番人がスナージの前に立った。 スナージ「※スプリガンか...」 スプリガン「貴様も此奴らと同等...ではなさそうだな」 スナージ「スプリガン・ルラント様ですな」 スプリガン「そうか、御主は我を存じているのだな」 スナージ「貴殿はスプリガン・ルラント様、このマナの大樹の番人にてガーディアン様でしたな?」 スプリガン「いかにも」 男性「いいからそのデクの棒を倒してくれよ!旦那〜」 スナージ「無礼者!マナの大樹は聖域である!人族が足を踏み入れては行けない禁区域であるぞ!」 男性「じゃあ、なんであんたは妖精を従えて入って来たんだよ」 スナージ「私はこの森での聖域の許可書を持っているからだ」 そういうとスナージはとあるタリスマンを愚か者達に見せたすると... スプリガン「なんと...聖騎士様であったか...先程の無礼、申し訳なかった。」 タリスマンを見たスプリガンは彼に膝を付いて詫び始めた。 何を隠そう、このスプリガンを召喚し防衛させているのはスナージ本人なのである。 🟦スプリガン・ルラント スプリガンは「マナの大樹」の番人的巨大な木人であり聖なる樹々が命を宿している為 スナージの様なマナの大樹や精霊に認められた者だけと会話することが可能。 スプリガンの外殻は聖なる岩石群で覆われている為、真面に戦闘することは出来ても倒せる事は一般冒険者には不可能。 コイツを倒すには聖なる物と相反する物が必要で邪悪な物が有効な鍵である 因みにスプリガン・ルラントの「ルラント」はルラント製スプリガンの意味 各地にあるマナの大樹に寄ってスプリガン側も少し変わっている為とスナージは言う 身長は10m前後 またスプリガン・ウォーリアの様な戦闘特化タイプの場合は5m〜8m前後だそうだと スナージは言う。 倒してもスプリガンに対しての経験になるものの、その先にあるものはマナの大樹が完全に敵対状態になり「聖霊系」「神聖魔法」の使用不可デバフが付き「神聖武具」がただの飾りになり聖域全域に息苦しさが増していく所謂「聖域の地獄化現象」が起きてしまうのである。
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