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兜との宝具解放スキルは「詠唱無効」「知覚限界突破」「視野索敵限界突破」
つまり、詠唱することがなくなり、自分のやりたい事にモヤが掛からなくなり、敵索敵を瞬時に見極めることが出来る様になったってことだ。
そして半キャップ→フルメットに変化した
外見的にも大きく変わっててビビった。
正直に言おう！ビビるわ！
この際だし胸部の装備や下半身の装備にも宝具解放のステータスがあるだが、宝具解放するにはだいぶ疲れる(MP消費)のだ
体力には自信がある方だが、この怠さは半端ない
騎馬と全力で勝負する位の怠さだ
だが自分がどれだけ強くなったか実感が湧かないので少しスプリガンに頼むことに
スプリガン「え？あの侵入者と模擬戦したいのですか？」
スナージ「ああ、あいつらも一応勇者候補者だから良い模擬戦になるはずだよ...」
スプリガン「控えめで言いますが、あやつらでは模擬戦に入る前に降伏するのでは無いでしょうか？神造兵器の私でも分かります。」
スナージ「そんなに言うならお前と戦うか？」
スプリガン「滅相もございません。」
スナージ「そんなに拒否らなくても良く無いか？」
スプリガン「今の貴方様でしたら*暗黒騎士にも余裕で勝てますとも、ただ暗黒騎士が絶滅していなければですが...」
スナージ「暗黒騎士....ああ、魔王の壮大な力に魅了され魔王傘下に入った騎士団のことね、見つけ次第ハンティングして良い奴ら、でも大体が魔族に*転化しているんだよな...」
俺とスプリガンとで勇者候補者が吊るされている所まで歩きながらここ最近アイツら以外にこの森で可笑しな様子あったか聞いていた。
スナージ「ドラゴンというかワイバーンの姿が見えない様だが？アイツらどこ行ったんだ？」
スプリガン「ああ、ワイバーン達は*姫様の捜索に駆り出されていると聞きました。」
スナージ「また姫居なくなったのか？」
スプリガン「はい...」
スナージ「しょうがないな〜あのお嬢様は...お嬢様とういう歳なのかは知らんが...じゃあ、まだこの森に*フォレストエルフいるんだな、安心したよ。」
🔴転化
転化とは人間が人間以外の種の血液を一定値摂取量を超えた時に現れる状態変化のことを指す。と伝わっていたが、彼の見解では更に詳しくこう付け加えがされている。
例え人間以外の種の血液を一定値摂取量を超えていたとしても当人が変わりたいという強い意志又は願望が無いと転化する確率が上がらない
🟦暗黒騎士
暗黒騎士はその昔魔王がいた時代に魔王軍に王国軍の情報を売る代わりの見返りとして魔族に強制転化させられた者達と伝わっていた哀れな被害者だったのだが、彼の見解によると
情報と褒美は別々でつまり王国軍の情報を魔王軍側に売っていたのは事実だが褒美の「魔族強制転化」という物はそもそも存在しないという。
この場合の「魔族転化」というのは聖王国に強い恨み辛み嫉みを持つものが魔族転化するということに繋がる為、王国側は事実を捻じ曲げたということになるからだという。
王国側は知りたく無かったのでしょう。
同盟国以外の小国達が魔王の手にによって魔王軍として再編成された事を...
その昔魔王軍との戦争したという歴史の中で「転化」というワードはとても重要なのだと
🟦フォレストエルフ
別名「森の住人」と言われるエルフ種
フォレストエルフ→フォレールと略されて伝わっている。
フォレールがいる森はとても豊かの象徴なのだ
サンジェーの森はフォレール達の故郷とも言われ最初にフォレストエルフ種が発見された場所でもあるエルフ種の中でも人口が多い種でもあるため、エルフ→人間に転化する者や人間→エルフに転化する者達が増えているのだとか
近年、フォレール達を纏める村が出来た
サンジェーの森の奥に村寄りの街が出来た。
その村長の娘さんが「姫/お嬢様」と言われていますが、王国側はエルフ種の村を認めていないのでした...
これはまた良くない火種が...
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