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魔導探求騎士vs勇者候補団
スナージ「お前達、一応釈放するんだが少し私に付き合うことが条件なんだ?出来るか?」
ルーダラス「条件が果たせなかった場合は、どうなるのです?」
スナージ「餓死するまで吊るすそうだ、まぁ掟だからな、諦めろ」
ルーダラス「その条件は?」
スナージ「俺と模擬戦してくれ」
ルーダラス「それだけですか?」
スナージ「ああ」
ルーダラス「俺とですか?」
スナージ「多分お前だけじゃ、力不足だろう、取り巻き総勢で掛かってこい...」
ルーダラス「随分と舐めたもんだぜ...」
スナージ「だったら遠慮なく掛かってきても良いんだぜ?勇者候補さんよ?」
彼はルーダラスを挑発しながら宝具解放済みの装備を装着していく
スナージ「勇者候補になるぐらいなんだからさぞかし強いんだろ?」
彼は空に手をかざし叫んだ
スナージ「我が手の元にこい!*パラディアン!」
と叫ぶと天から光のカーテンがかけられ
パラディアンは彼の手の中で実体化し姿を見せた...パラディアンは魔導騎士専用の聖槍であり
対魔神対抗武器(伝説上)神々の戦いで出すものであり対人戦で出すのはかなり大人気ない
スナージ「...」(マジで出てきたわー、手加減とか出来るのか?)
ルーダラス以外のパーティーメンバーは武器を落としていた...勝てる訳がないと確信していたのである。1人は自身が信仰している神に神頼みを捧げ、もう1人は自分の衣服をちぎり白旗を作り降伏旗を掲げ、最後の1人は女の子座りをしながら気絶していた。
ルーダラス「おい!起きろ!しっかりしてくれ」
彼の言葉も虚しく彼女達は反応が薄かった
彼女達は戦意喪失している。
スナージ「どうした?勇者候補者達よ、もう降伏か?まだ剣も抜いていないんだぞ?勇者の力とやらはどうした?」
勇者候補者たちに勇者の力なんてある訳がない
だってただの候補者なんだから...稀に彼の天然が発動する...
🔴勇者候補者
数百年前、魔王が誕生した際に7つの国から派遣された勇者たち(兵士、私兵、騎士、剣士、傭兵)は数十年の戦争が起きた
魔王が討伐されても尚第二第三の魔王が生まれてくることを恐れた各国の首脳の元に締結されたのが各国で数名の勇者候補者を作り各地に派遣駐留することで魔を駆逐する名目で生まれた私兵組織
勇者候補者の殆どが勇者の子孫や勇者並みの技量を持った者たちに手紙が届き晴れて勇者候補者となる...らしい。
中には自ら勇者候補者と名乗りチヤホヤされたりがりも現れ始め収集が付かなくなり始めてもいる。
🔵パラディアン
対魔神対抗武器
武神ゼラルリ・パラディアーナが持っていたとされる聖槍&シールド(セット)
神話上の武器である為に余り語られることが無いが武神ゼラを祭っているゼラ教信者なら語ってくれるかもしれない...
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