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サー「ホント、騎士様強くなったね〜前別れた時とは別人みたいな強さだったよ?何をしたの?」
スナージ「多分、ウェポンビルドマスター(略してW.B.M)になった辺りからか?自分の力を全力で出せなくったのは...」
ライラ「マジで?アレだけの事をしてまだ全力を出してなかったの!」
ミア「え...」
ララ「...」(こっち側に付いて大正解だわ)
スナージ「多分...全力を出したら森が消えそうな気がした...誰かが俺の殺気を抑えていなかったら、聖域が灰になっていたかもしれない...」
ララ「それであの空から何か降りてきたけどアレは?」
スナージ「ああ、聖槍だな...アレは聖闘士化しないと召喚出来ない武装だな」
ララ「ライラ?聖闘士化って?」
ライラ「私に聞くな、私はどっちかというと傭兵側の人間だ」
スナージ「そうだ、君達、アイツと一緒に旅していたんだろ?目的はなんだ?」
ミア「アイツに雇われたって感じですよ」
ララ「アイツ、アレでも貴族だから」
ライラ「貴族のボンボンだし」
ミア「私達等、金で解決出来ると思ったのでしょう、全く嫌な主でしたわ」
スナージ「じゃあ、これといって目的ない感じか?」
ミア「マスター様は何かあるんですの?」
スナージ「まぁ、俺は次の聖域に行くんだが...」
ミア「聖域!ですか!」
スナージ「ああ、それが一種の目的だから、転移魔法も先程刻印した際に出来る様になったみたいだが、時間は死ぬまであるし、サンジェー聖域→ユーラント聖域まで楽しもうかと...」
サー「あれ?スプリガンから聞いてないの騎士様?、マナの大樹に名を刻んだら刻んだその瞬間から人間→神人になるって」
スナージ「え?...えぇぇぇ!」(つまり人間卒業)
サー「スプリガン..言うの忘れたな...」
スナージ「ま...マジか...」
サー「刻印した時気分悪くなったでしょう?」
スナージ「ああ、吐くかと思った」
サー「吐いたら人間のままで、吐かずに我慢出来た者だけが神人として昇華するんだよ〜」
ライラ「ミア、神人って?」
ミア「...人の形をしている神の領域に足を運んだ人ですわ...」
ララ「それって凄い?」
ミア「人間の力の限界を突破してしまった人って言ったら分かりますか?例えララが魔導剣士になっても勝てない人物です」
サー「そこの魔法使いの言う通り、神人は常人じゃまず超えられない壁があるのそれが人間と言う器ね...人間にはある一定の値があってそのある一定の限界値を強制的に上げる方法がどうにかして他の神人の肉を摂取する...つまり食べることとマナの大樹に名前を入れること...でもどうやって騎士様はマナの大樹の事を知ったの?」
スナージ「え?ああ...ちょっと待ってろ」
彼は服から一本の巻物をサーに見せた
スナージ「これを読んで知った」
サー「これって...*古代ドラ語じゃない...騎士様読めるの?」
スナージ「解読するのに一週間かかったがな」
🔴古代ドラグーン文明/ドラグーン語
神々がマナの大樹に近くに大樹を守る警備員を配置したのが事の始まりと言われ
神人よりも下位互換の竜人が「サンジェー・ドラグーン」と名を付け繁栄していましたが
あれやこれしている内に竜人族が廃れていき滅亡していったのでした。
スナージが手に入れた所は「賢者の里」で賢人と思われる人から貰ったのだとか
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