「他愛」

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「他愛」

青いそらの下でさ 母さんが教えたさ 誰かを愛する即ち 君いざ愛されんと 愛は巡って何となる 生きる糧らの一となる 子に掛かりし光となる 少女に罹りし病となる 誰が言ったの死なないと 否、死ぬさ、何時の日か だから愛を溜めておく  逝っても淋しくないやうに 結局私が思うのは 誰かを愛でん此れ即ち 自らを愛し軸として 自らが為に君を想う
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