始まりのオープンキャンパス 総理大臣が国家公安員養成学校(NPSS校)について紹介します!

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始まりのオープンキャンパス 総理大臣が国家公安員養成学校(NPSS校)について紹介します!

国家公安員養成学校 ~National Public Security Training School~                (略称NPSS校)   その学校は日本国を守るために作られた民間組織【国家公安員】になるための養成学校だ。 【国家公安員】とは、スパイ(諜報活動)・軍事・捜査・レスキュー(救急医療)などあらゆる【総合的治安維持活動】をすることができるスペシャリスト民間資格の名称でもある。        つまりは【日本を守る資格】なのである。        資格取得のためには10年の歳月が必要であり   あまりに高難易度な資格のために、独学での取得は0%不可能である。   また、戦闘術・暗殺術・FBI式捜査方法、CIA式情報収集、特別救急医療行為などは一般人が簡単に習得できるものではないため、やはりこの【国家公安員養成学校】で10年間勉強しなくてはならないのだ。 この物語は、父を公安警察のボスに殺された少年、【小島友愛】が様々な 個性豊かな仲間たちとNPSS校で多くの能力を身につけ、日本の闇、世界の  闇と立ち向かっていく物語である。        これは友愛の学園生活の記録であると同時に          「この世界の巨大な闇」!!            そう例えば・・・・ 未解決事件、国家や警察の闇、工作員との闘い、中国や北朝鮮など仮想敵国との闘いやアメリカの闇も描かれ・・・・ そしてそれらの闇全ての元凶であり、世界を裏から牛耳る国際金融資本家・富豪家たちの巨大な陰謀との長く壮大で壮絶な闘いの記録でもある。 お、今日は、そのNPSS校のオープンキャンパスの日のようだ。 なんと、このオープンキャンパスはYourtubeでライブ中継されるらしく、しかも Yourtubeで学校説明をするのが、なんと現日本国総理大臣の【安浦新三】なのだ! 「全世界の皆さん、始めまして。日本国総理大臣の安浦新三です。このライブ配信は今話題のあの学校について私が紹介するものでーす。 日本を守る勇敢な戦士を育てる学校【国家公安員養成学校(NPSS)】です。 オーキャンに来れなかった人も、今現在NPSS校に興味がある人も、そうでない人も是非この配信を最後まで見てください!」 ・ライブ配信のコメント ーへえ、総理大臣だから国会でやるようなつまらない説明すんのかな~って思ったけど意外と様になってますやんー とコメント1つ          余計なお世話じゃ!と心の中で突っ込む安浦総理    では、ここで国家公安員養成学校(NPSS校)の校舎の説明をしましょう・・・ 場所は東京都の【公安島】という大きな離れ島の中にあり、そこの高い高~い山の中にポツンとデカく、これまた高くそびえ立っています。 校舎は自然豊かな天然の要塞の中にあり、最低でも東京ドーム5個分のデカさがある施設ですね。 校舎の一番中央には大広間や学食、フリースペースや図書館などの施設がある              【江戸城】 これまた驚きで・・・・ なんとに昔の日本のお城を再現して造って校舎にしてしまったんです。 なんて豪華。 でもなんでわざわざ江戸城? なんで江戸城を校舎に? そして、その江戸城を正五角形で囲むように5つの塔が立っています。 5つの塔はそれぞれ違う様式の建築で レンガ造りの西洋のお城のような塔 木造建築の和風な塔 近未来を彷彿させる未来の塔 コンクリートで造られた灰色の塔  そして、全てが鋼鉄で造られた鋼の塔 これらの塔は、全て学生の寮があり、またいくつもの教室がある施設でもあります。 安浦総理「それにしても朝七時に起床って早いですね。こんな寒い外の中で立たされているんですけど一体、何が起こるんでしょう。ん??」 なんだ?この音は・・・・・・・ 寮がある方向から、物凄い音を立てて大勢の子供達が走ってきます。 ああ!あれは生徒です。 ジャージ姿の生徒たちが物凄い勢いで走ってくるのです! 安浦総理「うわああああああ!!!」 どうやら、競争している模様・・・・・ 生徒たち 「今日の1位、俺が絶対いただく!」              「何を!1位はこの俺様のものだ!」        「何よ!私のものよ!」    「とにかく、あのいけすかねえ真田のチビの連続1位は絶対にやめさせるぞ!」 大勢の生徒たちは、まるで砂塵のように一瞬にして消え、校舎の江戸城に入っていきました。 安浦総理「いや~噂には聞いてましたが凄いですね。ここNPSS校では毎朝、生徒たちは寮から学校までの長い道のりを切磋琢磨、競争してやってきているのです。 しかも! これがただの競争じゃないんです・・・あそこを見てください!」 安浦総理はカメラを、生徒たちが通ってきた深い森の中へ向ける・・・ 森の中には、落とし穴や丸太が飛来してくる仕掛けなど、様々な危険な罠が張り巡らされていた・・・・ お、恐ろしい・・・・・ 安浦総理「まだ、生徒たちは齢12歳だというのに、学校側も随分と容赦ない仕掛けをするのですな。下手したら死んでしまいますよ、これ。 この早朝競争は、【光速反射訓練】というもので実際に自衛隊のあの 【特殊作戦群】も行っている実践的な訓練だそうです。 どこからやってくるかわからない見えない仕掛けを見抜く鋭敏な危機察知能力や嗅覚、その仕掛けを一瞬して避ける反射神経と正確な判断力 そして、それらの作業を素早くこなし、目的地にまで時間内に辿り着く任務遂行能力・・・・ これらの能力が必要だそうです・・・・ いやいや、エリート特殊部隊が行っている訓練をまだ12歳の子供たちにやらせるなんて・・・」 「彼らは、いずれ我が国を守る大事な戦士となる・・・【特殊作戦群】が行う メニューぐらい卒業までには軽々とこなしててもらわなくてはならないんですよ・・・・」          安浦総理「おお、あなたは・・・・」        ご紹介しよう、今、総理に話しかけたのは・・・・ 【稲西實常】 ・現年齢 56歳 ・身長165センチ ・概要 NPSS校の【軍隊戦闘術】【暗殺術】【殺人術】【犯罪殺人術】【犯罪戦闘術】【忍術戦闘】【サバイバル訓練】の先生だ。 自衛隊や海外の軍隊・特殊部隊、警察にも指導していおり、自らも実際の戦場にも行って神がかり的な功績を残した白兵戦のスペシャリストであり、白兵戦の神様と呼ばれている。 「戦闘者」を名乗っており、今でも依頼があれば世界中の紛争に参加したり、各国の軍隊、特殊部隊に指導している。 特殊作戦群の発足に裏で関わっており、技術面での指導も行っていた。 ひえ~聞いただけで恐ろしい人・・・・・・ そして生徒たちが今行っていた【光速反射訓練】の生みの親である。 フランス軍が開発したパルクールなどの効率的移動方法などを参考にして作った訓練らしい。 稲西先生「実際の戦地では、例え睡眠中でも気が抜けない。いや、まともに寝ることだって出来ないんです。兵士は起床時にもすぐに対応できるような身体を求められます。山中のようなバッドコンディション・なおかつ寝起きという身体的バッドコンディションの中でも、危機察知能力・正確な判断力・高速の反射神経を一気に発揮し対応しなければなりません。でないと自分が死にますからね戦場では・・・ それらの能力を身につける上ではこの訓練ほど効果的かつ効率的なものはないと思いますよ・・・」 安浦総理「なるほど・・・実際の戦場では環境が悪かろうが、体調が優れなかろうが関係ありませんからね・・・まずは己の命を守り、なおかつミッションを遂行しなくてはならない・・・」 稲西先生「そういうことです・・・生きるか死ぬかの戦場で、順応に身体を動かすことができるような能力を身につける・・まずはそこからなんです。 険しい道や環境で、飛来してくる危険物や障害物・どこにあるかわからない罠を読み取り、避けて、ピンポン玉のように自由自在に軽々とどこへでも行けるような軽く跳ねる身体、それらを全て一瞬で行う 光のような速さを持つ身体を目指すことで、【光速反射訓練】と名付けたんです。」 安浦総理「た、確かに・・・・生徒たちのあの身のこなし、罠から一瞬で反応して避ける姿は、まるで光が鏡に反射するように早い・・・・」 稲西先生「でしょ・・・彼らが入学して半年経ちますが、もうあそこまで成長した。最近じゃ早朝のこの訓練が楽しくなってるようでね・・・毎回1位の子がいるんですが、どうにかその子に勝てないか必死に競争してますよ・・・」 安浦総理「な、なるほど・・・」 安浦総理は、この訓練を考えた稲西先生はもちろんのこと・・・ こんな危険で疲れる訓練を楽しんでやる生徒たちも同様に心の底から恐ろしかった・・・・ 稲西先生「最初はね・・・起床したら、まず一番にこれを行うことに生徒たちはブーブー不満垂れてたり、ナイーブになっていたんですけど・・・」 いや、普通そうだと思うよ! と心の中で突っ込む安浦総理 稲西先生「寮から学校までの険しい山中の厳しい道のりから飛来してくる危険物や障害物などのあらゆる罠を避け、制限時間内までに学校の大広間にたどり着くこの訓練が、まるでマ○オゲームの世界にいるみたいで楽しいという風に生徒の間でなってきましてね・・・ 気づいたら・・・こっちは毎日罠や仕掛けをより高難易度に変えてるのに、全部見破られ、全部避けられるほどの怪物に成長してしまいましたよ・・あの子たち。 もうあの子たちの体力・判断力・危機察知能力・光速反射神経・時間内にミッションを遂行する力 は化け物級でしょう・・・ 恐らく、私が指導していた特殊作戦群にも引けを取らないと思いますよ。 やっぱり訓練も楽しんでやることが一番だよね・・・・」 安浦総理「てか罠、毎日変えてるんですね・・・・すごい・・・・まあ、何はともあれこの訓練では、それだけの能力が身に付くってことですね・・・」 安浦総理は思った・・・・ このような厳しい訓練を毎日行っている自衛隊がいるからこそ、日本の平和、安全保障は保たれていると・・・ この地獄の早朝競争を経て、やっと生徒は校舎にある食堂で朝食をとれる。 ちなみに時間内に大広間まで、これなかった生徒は成績数が減点となるらしい。 厳しー! 午前8.00に学校である江戸城大広間に全生徒が到着。汗をかいた者はそのまま校舎内にある大型シャワー室へ直行! まあ、このヤバい訓練で汗をかかない生徒なんていないと思うけど・・・ だから、生徒たちはそれを想定して前日の夜には個人個人のロッカーに着換えを置いていってるらしい・・・ 【NPSS(国家公安員養成学校)校の学校生活、一日の大体スケジュール】 ・朝7 00起床 ・【光速反射訓練】の一貫として、寮から学校までの道のりにある罠や障害物をくぐり抜け 8.00に学校である江戸城大広間に到着。汗をかいた者はそのままシャワーへ ・8.30朝食 ・9 00から授業 ・12 00昼食 ・13.00授業再開 ・16 30から授業終了、各部活動開始 ・18.00夕礼とともに夕食。 ちなみに大広間の食堂は夜20 00まで開いてる。 ・ここからは自由時間。寮で過ごすなり、学校の体育館、図書館や温泉などの施設で過ごすなり好きにしてよい。学校内の施設にはスパイ的感覚やなどを養うアトラクションや戦場を体験できる模擬戦争体験コーナー、超頭脳プレイのゲームセンターやカラオケセンターなどもある。 ただし、無断で校外から出てはいけない。 なぜなら校外には、侵入者を阻む恐ろしい恐ろしい仕掛けがあるのだから・・・・ ・夜23 00就寝 安浦総理「なるほどねえ・・まあ、このスケジュール表じゃざっくりしててわからん!やっぱり実際に一日ずっと密着するに限る!じゃあ次からは授業が始まるらしい!視聴者の皆さんも気になりますよね? 生徒の顔や各施設などのお見せできない部分はあるかもしれないけど、とりあえず取材に行ってみましょー!では内閣総理大臣、安浦新三チャンネル、秘密のベールに隠されたNPSS校の授業へ行ってみよう!」 【内閣総理大臣、安浦新三チャンネル】 チャンネル登録者数25万人 現在のライブ配信視聴者の数は・・・・ 200万人・・・ それだけ、この国家公安員養成学校(NPSS校)への世間の関心は高いのである・・・・ 次回 【1時限目 FBI式捜査方法を学ぶ】 【~作者から~】 読んでいただきありがとうございます。 Twitterや他のサイトでも作品を投稿していますので、ご意見・アドバイスなどありましたらお願いします。 ・Twitter https://twitter.com/kj_nmk/photo ・pixiv 100%読んで損はさせないの小説 - pixiv ・小説家になろう https://syosetu.com/usernovel/list/ ・カクヨム 100%読んで損はさせない(@jfkdkfl539) - カクヨム (kakuyomu.jp)
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