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それから一週間もしないうちに、俺と紫苑さんは二人で暮らすための物件を探しに行って、年内には一緒に暮らし始めてしまった。
そんなにぶっ飛ばして大丈夫?
お互いに飽きない?
そんな声も聞こえてきそうだけど。
俺に関しては大丈夫みたい。
愛ってきっと、それを感じられる心が大事なんだと思う。
どんなに愛情を注がれても、それを受け取る器がなければ、注ぐだけ無駄になってしまう。
俺は紫苑さんが注いでくれる愛情を。
一滴もこぼさずに受け取りたい。
だから、もっと俺の心に触れて。
そして、愛して……。
俺もあなたに。
それ以上の愛を返すから……。
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