みうな勇太

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みうな勇太

みうな勇太は馬に乗っていた。地球の乗り物としては古い。いや。生まれた瞬間に物は古くなっていくのかもしれない。ただいつでもこの馬を使いこなせなければなるまい。いつなんどきなにがあってどんなものがそのときてにはいるかわからない。たまたま牧場のよこを通りすがってカーチェイスが始まるかもしれない。イージス艦と宇宙開発の二本立てなんて資材のムダであるかもしれない。あるいは人間と人間が喧嘩しているような楼な様子がまだ現在のご近所となった地球で必要であるとか?まさにご近所争いである。イージス艦は宇宙防衛のためのものであって地球防衛のものではあるまい。どのようにしていまでは古典となった電波を張り巡らしていくか。このパチンコなどの電素がワンワン鳴り響く中で。俺達の生き場はリアルにある。そう思わないか。そういってみうな勇太は馬を下りた。
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