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強子ちゃんが嬉しいなら……。
「えっ? なんで、あたしが関係あるの?」
あたしは、不思議に思って訊いた。
シンちゃんは、俯いて、モジモジと言った。
「その……強子ちゃんが、もし、嬉しいならしようかなあと、
思って……」
シンちゃんは、180センチ越えのイケメンになったけれど、
その性格は、子供の頃のいじめられっ子のままだった。
あたしは、言った。
「そりゃあ、幼馴染みが、モデルなんて鼻が高いに決まっている
じゃない」
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