唯一の希望

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唯一の希望

「パール王立共和国は、今、キラー将軍の統治下で、国民は 毎日、恐怖に怯えながら生きています。セナ国王様は、常に 国民と共におられました。国民のことを、何よりも大切に しておられました。守って来られました。 今、その国民を守れるのは、シンファ様だけなのです」 シアさんは、一息ついて言った。 「シンファ様は、今、パール王立共和国の130万人の国民に とって、唯一の希望なのです!」 それを聞いた、シンちゃんは、カタカタと震え出した。 「ぼくは……ぼくは……そんな大きなことが出来る人間 じゃない……」
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