そんな… 🔴

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『あのさ…。もしかして、だけど…えっち…な…』 黒木『はい?なんですか?最後の方、もごもご言って聞き取りづらいんですけど?』 うっ。 ええーい!儘よ! 『だから!俺との待ち合わせ、すっぽかして、えっち…な…ことしてんじゃねえの?って、聞いてんだよ!』 街行く人が一斉に俺を振り返る。 目の前の黄瀬先生もポカーンとしている。 どうやら、俺が思ってる何倍もの大声が出てしまったようだ。 は、恥ずかしい…!! 穴があったら入りたい! とは、正にこの事だ。 顔が熱くて、手でパタパタと扇ぐ。 すると、黄瀬先生が口パクで「場所、代える?」と聞いてきた。 俺はそれを見て頷いた。 そして、 黒木『は?なに言って…』 カズトが何か反論してきてたけど、電源オフした。 黄瀬「……あ、いいの?」 黄瀬先生がスマホを指差す。 「あ、はい!大丈夫です!い、行きましょう?」 そう言って、黄瀬先生の手を引っ張った。 兎に角、ここから早く去らねば! と、いうことで頭がいっぱいで。 俺は黄瀬先生を連れて、そこから少し歩いて。 目についた建物のなかに入った。
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