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繁華街に入って行き、とあるビルの前で止まった。瑞樹がお金を支払い、タクシーを降りるとビルの中に入って行く。
着いた先はスイーツビュッフェ専門店。瑞樹は、見た目も可愛らしければ、行くところも可愛らしい。
「ずっと来てみたかったんだ」と瑞樹がかろうじて私に聞こえる声を発した。
目が輝いている瑞樹はとても可愛い。
店員が近寄って来たので私が2名だと伝え案内してもらう。
席に座ると時間などの説明を一通りすると店員はお辞儀をして立ち去った。するとすぐに瑞樹は席を立ち私の手を引いてケーキが並ぶゾーンに向かった。
瑞樹は全種類をお皿の上に敷き詰めたいようだ。さすがに大皿1枚では足りないくらい種類があるので私は瑞樹が取り切れない分をお皿に盛り付けていく。
瑞樹が沢山ケーキの乗ったプレートと私を見てにっこり笑うと胸がきゅんと締め付けられた。
やばい、女の私が女の瑞樹に惚れてしまいそうだ。
スイーツが沢山盛られた大皿とジュースを持って席に戻り、瑞樹が食べ始めると自分用のケーキを調達しに行った。
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