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下水工事
介護は、介護保険を利用しながらケアマネさんと相談して.....だけではなかった!
実家は両親が中古を買ったので、すでに50年はたっている。
いろいろ不具合もあるが、両親もあと数年?
と予想して、修理も最近はほどほどに。
しかし!
予想もしない修理が待ち受けてました。
家の駐車場になんか白い物が散乱。
カピカピになってたので、ゴミかと気にせず家の中へ。
いつも汚れてる台所掃除、布団干しなどして急いで帰る時、ふと聞いた。
「これなんかのゴミ?」
これまた認知症の母親が、
「ああ、これ下水が溢れてるねん」
「???」
ということは.....
家族の様々なトイレからのものが.....
乾いててよかった。
はよゆうてーよー。
帰るとこやん。
トイレの下水工事ってどこに頼むん?
やったことない。
父親に聞いてみた。意外とそう言うことは知っている。
「前からたまに溢れるから、お父さんがときどき道具買って流してたんやで。」
「また、やっとくわ」
まじ?
しかし、今のあなたのお腹の出具合と膝関節症で痛み止め打ってる状態では、下水を覗くこともできんよね。(165cmのお相撲さんみたいです)
どうする?
しかたない。下水のとこ覗くか。
なんとかわたしが代わりにできるかやってみたが、やはり無理。流れない。
下水工事は誰に頼むん?
すぐ来てくれる行者は、高額請求のリスクもあると聞いたし怖い。
市役所に電話。
「家の敷地内は管轄外ですー」
なるほど。そう言う決まりがあるのか。
知らなかった。
市役所の紹介業者に手当たり次第に電話。なんとか今日来て欲しい!
夕方にやっと来てもらい応急処置。
ほんとに業者さんに感謝。
お礼にお茶代渡したら、「受け取れません」
さすが市役所紹介です。
でもほんと大変な仕事です。
見えなくなるまで見送りました。
今回の考察。
介護は、本人のケアだけでなく、住んでる家のケアも抱えると言うことだ。
社会の仕組みをしっておかないとね。
とにかく疲れたなぁ。おやすみなさい。
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