第一話 何も変わらない朝なんだから

3/8
前へ
/1542ページ
次へ
何故か真っ赤になりながらも無言で見つめ合う2人 だんだんと衛二の顔が近づきつつある正にその時 ピピッと言う音と共にハッとして修は立ち上がり 「そ、それじゃあご飯の用意、するね!!」 サッとその場から逃げた その姿を見ながら一瞬ぽかんとしたが、何故か笑いが込み上げてくる衛二 「参ったなぁ、機械にまで邪魔されるとか、、、まぁでも、続きはいつでも、、、」 と、呟いて朝食をコーヒーを飲みながら待つことにした 少しして、海くんも起きてきて 「おはようございます、オサさん、衛二さん」 「おはよ」 「おはよう海くん、先にご飯食べちゃう?それとも飲み物の方が良いかな?」 「えっとそれじゃあ飲み物をお願いしても?」 「はーい。」 又キッチンへ行く 「本当に毎日甲斐甲斐しく家の事をこなすオサさん、頭が上がらないですね?」 「そう言った時、オサがいつも言う言葉がさ、足向けて寝れないねー、お尻向けちゃうけどって」 「ぷっ!なんですかそれ!?」 「何故か昔っからそれを言うんだわ、まぁけどお尻向けて貰った方が俺はありがたい、因みに海、お前にもな?」 朝から下ネタをぶっ込んでいく衛二に赤面する海 「はい、海くん、、、ん?顔が紅いけど、大丈夫?」 心配そうに覗き込んでくる修に大丈夫ですと焦った様子の海
/1542ページ

最初のコメントを投稿しよう!

82人が本棚に入れています
本棚に追加