俺を変えた言葉

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「こんな時はどうしても落ち込みがちになるからポジティブで、希望に満ち、美しく、素敵なことを歌い上げたポップスでも聴いて元気をもらおうなんてことを言うパーソナリティがよくいるが、そんな曲は絵空事或いはお花畑理論を唄っているのに過ぎないのであって節穴を現実逃避させるか喜ばすだけで何の糞の役にも立たないんだ。それどころか、そんなのばかり聴いて流行らせていたら皆、碌にコロナ対策も平和政策も社会保障も出来ない悪政に気づかなくなって自民党を負かすべく選挙に行かなくなって組織票に物を言わせる自民党の悪政を続けさせてしまうことになるぞ。なのに明るくなれた、音楽の力は凄いなんて節穴は言うんだろ。アホか。逆に政府を批判するような反体制ロックを聴いて流行らせれば皆、悪政に気づいて自民党を負かすべく選挙に行って野党共闘を勝たすことが出来、政治を変えることが出来るじゃないか。なのにこの悪い状況を敢えてポジティブに捉え、前向きに生きて行こうとか生きてるだけで丸儲けとか笑ってりゃ幸せが来るとか、そんな感じで張り切ってる奴を見ると、大多数の節穴は好感を持つんだろうけど、俺からすれば馬鹿にしか見えなくて実際、それじゃあ何も変わらねえよな」  この友達の言葉の羅列が俺を変えた。と言うのも俺は今まで選挙に行って投票したって政治が変わる訳ないと諦めてたから投票したことが無かったし今回の衆議院議員選挙にも行かなかったが、来年の参議院議員選挙には必ず行き、れいわ新選組に投票しようと決めたんだ。しかし、俺だけが変わっても駄目だから件の言葉の羅列をツイッターで拡散しなきゃな。  何しろ山本太郎は素晴らしい人なんだ。あんな優しくて勇気のある政治家が他にいるかよ。俺はほんとに彼の演説をユーチューブで視聴して自民党のやってる政治が如何に悪いかを知った上に彼の優しさに感動して涙したんだ。殊に社会保障を巡る彼の考えは的確で苦しんでいる人を救おうとする彼の姿勢は救世主を思わせ、イエス・キリストが降臨したんじゃないかとさえ思えたんだ。  実際に世の中が良くなってからだ。世の中を賛歌するのは。そしてそういう曲を有難く聴いて元気をもらうのは。だってそれは綺麗事じゃないんだから。  問題を解決してから笑えよ。解決しない儘、笑ってりゃあ良いんだよって今時の綺麗事ソングは言っているんだよ。そしてそんな曲を持て囃してるから本物のロックが生まれないんだ。  ま、日本では生まれた試しがないから無い物ねだりしたってしょうがない。皆が自ら今直ぐにも変わらなきゃ手遅れになる。来年に行われる参議院議員選挙がラストチャンスだ。最悪、安保法と改憲は戦争にリンクし、原発は大災害にリンクするんだし、アベノミクスを引き継ぐ政策はスタグフレーションにリンクし、殊に金持ち優遇税制にリンクする法人税減税、所得税減税、消費税増税は貧富の格差拡大にもリンクするんだからこれらを廃止にしないと駄目なんだ。それには自民党を政権から引きずり降ろすしかないんだ。それには投票率が低いと組織票で自民党があっさりと勝ってしまうから何としても選挙に行く必要がある。そしてれいわ新選組に投票する、それがベター。何故か、それは日本を救う唯一の政党であり希望の星だから。以上、これを読んで納得できない者は詰まる所、節穴なんだ。  
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