いつも隣りにいてほしいのは

アレックスを抱き締めたまま、ライアンが耳元で囁く。
「で、これが残り半分のサプライズってこと？」

その心地よさにうっとりとしながら、アレックスが答える。
「そうさ。あとはブロンテーズが、ここにいるみんなを驚かせてくれたら完璧だな」
そして、ライアンの首筋にそっと2回、口づけた。