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男が居なくなったのを確認すると、京香はスマホを取り出し電話をかける。
「もしもし、茉莉ちゃん早速だけど明日来てくれるかな? 授業終わったら直ぐにね。うん、よろしく〜」
鼻歌を歌いながら京香は部屋のソファに寝転がりながら、笑みを浮かべる。
「茉莉ちゃんか。何か気になるんだよね。とんでもない素質を秘めてるのか、それとも……。まあ、その内分かるか。ふふ、楽しみだな」
独り言を口にすると、京香は部屋を後にするのだった。
この翌日から茉莉という一人の少女の平穏で退屈な日々は最悪な日々へと変わるのだ。
最悪だが満たされた日々を京香と歩む事になるのだ。
果たしてどの様な結末へと向かうのだろうか?
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