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―――私の人生、どうしてこうなってしまったのだろう。
以前買い溜めて冷凍保存していた50%オフの惣菜のコロッケをレンジで温めている間に、もやしだけの炒め物と味噌汁を作る。そうして質素な食事を摂った。
食べ終わると着替えをして、机の上の置き鏡を手繰り寄せる。
「……ひどい顔」
やつれた頬、血の気のない顔色と、澱んだ瞳。
そこに映る私は随分とくたびれた表情をしていた。
最後に美容院に行ったのはいつだっけ、そんなことも思い出せなくて自嘲する。
ふと視線を上げれば、棚の上に置いた写真立てが目に入った。
こちらに笑顔を向ける、小さな男の子。
「……陸斗」
会いたいなあ。呟いたその声は、誰にも届かず消えた。
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