ヤンデレ嫁の「今どこ」ライン

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一命は取り留めたものの、意識が戻らない僕。深夜になって、病院に駆け付けた嫁が泣きながら病室に入ってきた。 「なんで…」 「お静かにお願いします」 そう看護師さんに言われて、声を殺してあふれる涙をぬぐう嫁。 僕はそれ以後、目を覚ますことができずにいる。現実を受け止めきれずに僕の帰りを信じて毎日ラインを送る嫁。 もちろん、毎日のラインの返事も10年・・・、できないでいる。
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