遺跡と銀の板

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  驚いて見ているボクの前に、マナカさんが現れた。  「マナカさん!」  「ヤドさん!お久しぶりです!」  「よかった!また会えた!元気でしたか?」  「はい!ヤドさんもお元気そうで!」  突然柱から現れた女の子に対する反応としては異常かもしれなかったけど、 ボクはまたマナカさんに会えたのが、すごく嬉しかった。  「それでどうしてまたここに来たんですか。」  「はい、それなんですが。」  マナカさんは少し下を見てから、困ったような顔で 前と同じように銀の板を見せてきた。  「ここに行きたいんですが、どう行けばいいですか?」 前と同じように、地図がそこには照らされていた。
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