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「っ!花凛!」
「聡!どーやら…大丈夫みたいね!…浮気しようとする元気はあるから!」
「違う違う!コミュニケーションは大事だろう?」
「はー。本当に心配。この間私、離婚までのエッセイの漫画をみたけど、出会いは患者と看護師だったみたいだし!」
長い足を見せつける様に花凛は聡の横に来て座る。
「…何だかんだで浮気なんかしてないだろ!?」
「まぁね、でも付き合って2年でしょ?結婚とかしたらまた一段と厳しくみないと。」
「おいおい、そんな気を立ててたら、続かないぞ。この間も勘違いで喧嘩しただろ!?」
「お姉さんなら隠す必要ないじゃない!」
二人はこんな話を笑いながら話している。
それを外で見ている小山田と美波。
「美波ちゃん、あんまり深入りしないこと!」
「えぇー、聡さんに近づくのもお仕事ですよ。」
「あんた!以前はそれでストーカー紛いな事されたんだから!あの彼女からしたら私達はみんな寄生虫なんだから!」
美波は小山田に釘をさされて膨れながらゴミを処理をした。
そんな様子を遠目に瞳は見ていた。
そして美波の出したゴミから水の残るペットボトルを手にし持ちの去った。
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