カナメとシンゴと沢田くん

ここまでのあらすじ

　夏休み、カナメの家でゲーム三昧のカナメとシンゴ。
宿題をしていたカナメの兄にうるさがられ、とうとう家から追い出された。

「兄ちゃん探検してこいって言ってたけど、探検と冒険ってどう違うんだろな？」と、カナメ。

「探検の持ち物は短剣で、冒険の持ち物は棒の剣なんじゃね？」とシンゴ。

「お前持ってる？短剣。俺持ってねぇ」

「俺も持ってねぇ」

「それじゃ俺たち探検はできねぇな。おっ、俺、早速棒の剣ゲット！」

「この並木道、棒の剣いくらでも落ちてんな。冒険し放題だな」

「でも冒険って言ったらやっぱ海だよな」

「ああ、海行くっきゃないな」

　そうして棒を振り回しながら海にやってきた２人は、なぜか落ちていた小舟を拾って大海原に漕ぎ出した！

　案の定早々に漂流した２人は、島に遊びに来ていた「沢田くんたち御一行様」に無事救出される。

　初対面にも関わらずちゃっかりクルーザーに乗せてもらって、カナメトシンゴは島に着いた早々、帰路に着いた。

　船の中ですっかり沢田くんたちにうちとけるカナメトシンゴ。

いよいよ港が近づいてきた――――

☆あらすじをまとめるのが下手な作者の説明ではわからなかった方に朗報(☆▽☆)
ここまでのお話は「沢田くんはおしゃべり2」の102〜108ページに載ってるよ！！
まだ読んでない方は、下記102ページへGO!
https://estar.jp/novels/25856208?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=viewer