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その昔…
あえて小さい画像で失礼します。
最後に作ったイラスト本、2003年
(古過ぎて改めて自分でびっくり!)
中・高校生時代、お絵描きとマンガや某文庫を読むのが大好きだった私。将来はライトノベルの表紙や挿絵を描くイラストレーターになりたいと思ってました。
大学3年の時にその文庫のイラスト大賞最終選考に残ったのをきっかけに、雑誌で数本の挿絵と文庫本の表紙・挿絵を2冊描かせていただきました。
大学の試験と締め切りが重なって半泣きになったり、当時は全てアナログだったので、カラー表紙のダメ出しで同じ絵を3回塗り直したりしたのが今となってはよい思い出です。
今から思うとその時一生懸命売り込みすればよかったなと思うのですが、そこは世間知らずの学生。何もせず、卒業後は普通に就職してお絵描きは趣味となりました。
上の画像は自分で作ったイラスト本の表、裏表紙です。
この頃は紙に描いた線画をスキャナーで取り込み、色塗りだけデジタルでやってました。
線画からデジタルというのはまだ考えもしなかったです。
その後、お絵描きとは別のことに気が向いてしまって描かなくなりました。
それから10年以上経って
結婚し、こどもが生まれて育児に追われ、ふとスマホで見た広告をきっかけに商業BLマンガにハマりました。
いろんなタイプのBLマンガがあってものすごく面白い!
ズブズブと沼にハマっていき、電子書籍ってステキ!となりましたね。
紙で買わなくてもスマホでマンガが読めるってなんて幸せなのかしら、って娘が寝ると読みあさって結局寝不足になる毎日でした。
そして…育休が終わって職場復帰したある日、オタクなお姉さまと飲む機会があってBL同人誌をお借りすることになっていたので、
「もしよかったらもらってください、実は若い頃こういうの描いてたんですよ」
とイラスト本を差し上げました。
すると、絵を見たお姉さまが
「また描いたらいいじゃない!」
とおっしゃってくださったのです。
この一言がなかったら、多分今でも読み専のまま描いてなかったと思うので、お姉さまには感謝しかありません。
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