26人が本棚に入れています
本棚に追加
/130ページ
「だが、お前の身体は人間だ、
いつまでも…ってわけにはいかないんだ。
お前が死ぬと、一度俺は身体から離れる。
お前の魂の臭いをかいで、
天から落ちてくる時の瞬間を察知して
俺は傍に行き、
お前が生まれる瞬間に、また、お前に入っていたんだ。
時々、俺を感じてたんじゃないのか?」
「…あっ!そう言えば…。
時々、声が聞こえてきたりあった!
耳元で、危ない…とか、見られてる…とか!」
「はっはっはっはっ〜!それは、俺が教えてやっていたんだぞ。」
一一…笑。鬼くんは。すぐ自慢げになる。
「そうだったのね…。だけど
瞬間に入るとか…ずっと待ってたの?気が休めないよね。。そこまで…一緒にいたいぐらいに、私の事好きなんだね〜。。
ありがとう〜」
「好きって何だ??????
お前に吸い込まれお前を喰らうんじゃなく
命を与えて鬼界では追放されちまったんだぜ!
だから、
まっ…行く場所がなかった…しな。前より鬼の邪鬼が無くなって…
俺が鬼に狙われたりもするからな!
アイツらは、えぐいもんだ」
一一一‥って、あなたも、えぐい一人?だったのですよね。笑
「お前は、不思議なパワーがあるみたいだ。
だから…俺は、お前の中に居れば
お前を守れるし、俺も守られていた。
まっ!これは、運命ってやつじゃねぇーのか!?」
最初のコメントを投稿しよう!