ライバル

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ライバル

あっ…。眩しいぃー。 話を聞いているうちに・・・朝日が登りだしていた。 「あれ?鬼くん?」 さっきまでいたのだけど・・・どこへ? キョロキョロしてると ドスン―――! 押し入れが閉まる音がした・・・。 「暗くなれば出る。アイツらも俺と同じだから大丈夫だが。・・・無理はするな!春樹ってやつ!アイツには気をつけろ!良いな!」 ―――春樹?何を気をつけるんだろ? 春樹は優しい私の同僚なだけなんだけどな。 「えっ!?春樹を知ってるの?」 「あぁ!アイツとは・・・2人になるなよ! お前食われるぞ!お前を食うのは・・・ なんに・・・しても、俺だ!わかったな!」 「いやいやいやぁー。春樹は私を食べませんからぁ〜笑」 「・・・・・・。わかってないな。食べるんだよ!お前は、そんなだから心配なんだ!」 「フフフフッ。私も大人ですからぁ〜。 わかってるよ。心配してくれるんだね〜。 ありがとう!おうちゃん」 「うん?おうちゃん?」 「鬼くんとかなんだかな〜と思ってぇ。 私の事は・・・真希でいいよ〜。 じゃね。シャワーしてから仕事いくね。 おうちゃん」 「まっ・・っ。好きに呼べ」 「笑。うん。そうそう。おうちゃん、 シャワーってわかる?裸なるからさ 絶対、襖を開けちゃダメだからね!」 「―――なっ!はっはっはっ裸!?!!」 「そっ!だから開けちゃダメ!です。わかりましたか?」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「返事は?」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「朝日・・・浴びたい?」 「だから!バカか!返事も何も・・・開けたくても 開けられないんだよ!俺は!」 ―――?あっ!そうか!朝日が。笑 私は、安心して服を脱ぎながら 疑問が・・・。 「あのさ・・・。ずっと私といたなら・・・まさかなんだけど・・・裸みた?!私のは・だ・か・・・」 「・・・?あっ!馬鹿か!!身体にいたんだ見たことないわ!!・・・・・・そりゃな・・・残念としかないが・・・」 「これからは、朝にシャワーするしかないのか・・・」 「夜で・・・構わないんだが。。俺は」 ―――私は返事をせずシャワーを浴び 仕事へ行く準備をして仕事場へと向かった。
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