ライバル

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駅に着いて…いつもと違う雰囲気に 少し照れながら春樹から離れて電車を降りた。 駅から3分くらいの場所に春樹の行きつけの店があった。 普通のお家をお店にしていて、可愛らしい雰囲気。 入口を入ると木の温かさを感じる内装で 女子が好きそう。 テーブルが5個程ある。 「こんな可愛い店に通ってたんだ」 「笑、まぁね。真希を連れてきたかったんだよなぁ〜」 「ありがとう。春樹…」 彼は良い男です。 お洒落なカクテルから色々な飲み物がある。 私はお店のおすすめカクテルをいただいて、 春樹は、酎ハイを飲みながら、 唐揚げやポテト、アヒージョなど頼んで 沢山食べて、沢山飲んだ。 今日の全てを忘れていける勢いで…。 「もう…食べれないし飲めないや〜 ね〜春樹ちゃん」 「ハハハハ〜。僕も同じく」 店に入ってからあっとゆうまに、3時間は経っていた。 外は、18時半となるともう暗い。
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