悪魔は甘い楽園の夢を見る

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「どうも、可愛い少女のなりをしている悪魔です」 「看板に偽り無しかもしれない」 「寿命と引き換えに何でも叶えますよ」 「おいくらですか」 「1時間ぶんくらいで大体なんでも出来ます」 「安すぎない?」 「あ、半分が材料費で半分が技術料です」 「内訳は聞いてないんだよなぁ」 「さらに今なら0.5時間分のポイント還元です」 「お得すぎて涙が出そうだよ」 「最近は価格破壊ぎみなんです」 「破壊にもほどがあるよね」 「いかがでしょうお客様」 「もらった1時間で何をするんですか」 「ス○パラ行きます」 「可愛い」 「願いを叶えるとお腹が空くんです」 「いまシャインマスカットと巨峰食べ放題コースあるよね」 「何それ食べたい」 「でも1時間しか貰わないとなると、最後までいられないよ」 「えっ」 「100分のコースだもん」 「‥‥もったいない」 「もう少しだけ取っていいよ」 「本当ですか」 「寿命100分で交渉成立だね」 「願いは何にしますか、この恩義に報いるためにどんな願いでも叶えますよ」 「君とスイ〇ラに行きたい」 「えっ」 「ダメかな」 「ダメです」 「何でもって言ったくせに」 「だって、そんなの‥‥タダでも、OKですから」 「君、悪魔じゃなくて天使って名乗ったら?」
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