夢幻(ゆめ)と真実(げんじつ)の狭間で。

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「…ランサンシドイ」 「陸ちゃん… ! もう! いつまで寝惚けてるの? 遅刻しても知らないわよ!」 ふと発した何気無い寝言に対し、一重が呆れつつ私の布団を剥ぎ取った。 それにしても、肥溜めに落っこちて世界一綺麗になるとは一体? 流石は異世界。 今更と言ってしまえば其までなのだが、幻の関西弁といい未だ不思議に思える身の回りの様々な出来事といい、何とも不思議な事だらけである…
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