夢幻(ゆめ)と真実(げんじつ)の狭間で。

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 あと二つの理由は、どちらも私の私的なもの。 まず、個人的な興味。 那覇のみならず神戸市電と阪神国道線そして玉電を知っている事から考えるに、私は元々鐵道好きであるらしい。 次に、トランの塗装に私の提案が採用されたこと。 如何なる理由からか、路面電車の塗装と聞くや真っ先に浮かんだのは、濃淡をつけた緑色二色による塗装であったのだ。 そう言えば何故、先述の塗装が鮮明に思い出せるのであろうか? 実際に乗った経験のある那覇の路面電車の塗装とは、明らかに異なる筈なのだが…
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