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(おのれ小娘…
其でわっちに勝ったつもりなら甘いでありんすよ)
せめてもの意地なのであろう。
心の中でそう呟くラミアス。
やがて彼女は体の表面を魔法で適宜服のような色に変え
「やーい!
ヒトエのド貧乳~!
悔しかったら70サンチの壁を越えてみろ~!」
…と騒ぎながら表に飛び出し本来の姿すなわちエアドラゴンの姿に戻る。
因みに竜化時のラミアスの体躯は最大長12mの最大幅15m。
つまり、零戦より一回り大きいサイズであった。
「もういいわよ陸ちゃん。
…処でヒンニュウって何かしら?」
「うーん…
ヤマト(この場合は日本)の悪口じゃないのかな?
意味までは分からないけれど…」
そんな会話を重ねつつ急いで朝食を済ませる一重と陸攻。
一方ラミアスは、近所中に響き渡る程の声量で陸攻を急かしつつ一重を煽る。
『機長、ヒトエのちっ○い!
早く早く早くしてくりゃれ!
お腹すいたでありんす!』
直後陸攻の表情が一瞬で鬼と化した。
「馬鹿者!
一重に謝れ貴様!」
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