イケメンと平手打ち2

1/1

35人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ

イケメンと平手打ち2

「そうだよ…俺は男だ。お前と同じもんがぶら下がってる。無理なら今のうちに言ってくれ、まだ間に合うから」 「俺は…もう無理だ。もう戻れない、絢斗が性的な意味で好きだと気づいた」 「いいのか?俺言ったよな。身体の繋がりは重要なんだ。俺を抱けるか?」 「お前のその声と顔だけで興奮すんだよ。責任取ってちゃんとヤリ方教えろよ?強気なお前がグズグズになるのを見たい」 「へぇ、グズグズにする自信があんだな?」 「当たり前だ。俺だぞ?あっちの悠真に負ける訳にはいかない」 「お前ホントバカ…相手の事が好きかどうかで感じ方なんて全く違うんだよ。俺がお前を好きなだけで、もうお前の勝ちだよ」 「ふふ…そんなもんか。何か楽しくなってきた」 あっちの悠真が大人で紳士だっただけに、失敗したかも…なんて思ったのは優馬には内緒。 「あのさぁ、俺、元カノに平手打ち喰らったんだよ。何でだと思う?」 「さあ?どうせお前が悪いんだろ?」 「まあな…勃たなかったんだよ…元カノ相手に…」 「はぁ?」 「もともと、そんなに性欲強くなくて、回数少ないって文句言われててさ。そこにお前の登場で心乱された訳だ。2回は許してくれたんだけど…流石に3回目勃たなくて【私に魅力がないって言いたいの?】って…ウケるだろ?EDかってーの」 「優馬…元カノに同情するよ。ミスキャン候補に勃たないなんて病気じゃないのか?」 「俺も最初は疑ったよ。でもお前とのセックス想像するとさ…何度もヌケるんだよ」 「想像って…やり方も知らないのにか?」 「実は…お前と出会ってからゲイビってーの?見て、お前に置き換えてた…」 「本物目の前にして、いけしゃーしゃーとよく言ったな」 「だから、今スッゲー興奮してる。ジャケット着てなかったら完全に変質者だよ」 「クックッ、お前みたいなイケメンの変態もいいかもな…ところでどこに向かってる?」 「当然、俺んち」
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加